新王国時代のエジプト。
ルクソールの街で、ナイル川の東岸は生きているものが住む場所。
西岸は死者の町。
西岸には多くの墓が造られました。
そして、来世でも現世と同じ暮らしができるようにと、墓には多くの副葬品が埋葬されました。
ほとんど盗まれてしまっていますが、色鮮やかに残る壁画など、当時のままの姿には感動をもらえます。
ツタンカーメン王の墓、ラムセス4世の墓など多くのお墓の中にも入れました。
多くの壁画に感動。
写真撮影OKの墓と、そうではいところがあります。
まず驚いたのは石があまりにも白く、まるでキャンバス。だからこそ、描かれた壁画が色鮮やかで。
本物をこの目で見るのと見ないのと、こんなにも感じ方が違うのですね。
ツタンカーメンの墓にも入れました。ただ撮影NG。ガイドの説明も中ではNG。
外の見取り図を見ながら、説明を受けて中へ・・・。
中には・・・なんと、本物のツタンカーメン王のミイラが。首から足首までは白い布で覆われて、頭と足先だけ見えて真っ黒かった。
かぶっていたはずの黄金のマスクはカイロ博物館に展示されています。
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朝早い時間には、この「王家の谷」の上空には気球が飛んでいました。空から王家の谷を見るのも観光の一つ。ただ、過去には事故もあったようなので、参加は自己責任で。
気球が飛ぶ姿を見るだけでも十分でした。
ナイル川の東岸にあるホテルのお部屋から。この光景は朝から得した気分になりました。