水の都ヴェネチアの移動手段は「ゴンドラ」
映画で見た景色そのまんまでした。
カーニバル中は仮装のまま乗ってる方もあるので、映画のような写真もいっぱい撮れます。
カンツォーネを歌いながら、水路を右へ左へ巡るのは
建物の間で歌声が反響し、さらに思い出深いものになりました。
ちなみに、ゴンドラ乗船料は相当高価です。一人旅で何万も使うのは・・・
ということで、オプショナルツアーの1人参加混在乗船で参加しましたよ。
それでもちょい高めですが、十分に楽しめました!
日本語サイトでもツアーありますので、ご活用を!ただ、ツアー中、日本語は通じません。
ゴンドラを下りれば、また、仮装の嵐。この雰囲気はこの時期だけ(カーニバルは2月開催)です!
日本のクルーズ船で感染症が拡大し、その日本を抜け出して、フランス・ニース、イタリア・ヴェネチアを訪れていたのですが、突然イタリアで「CORONAVIRUS OUTBREAK」!
カーニバルもこれからメインイベント開催というところで急遽中止が決定。
急に人が消えました。
ヴェネチアの空港から経由地ブリュッセルに向かう空港も飛行機内もN-95のマスクをつけている外国の方が相当いました。ただ事ではない雰囲気でした。
無事に帰国できたことに感謝です。
帰りの便がSTAR WARS便でちょっとラッキーでした。
出発時に、あのメロディが流れて、機内の照明が赤や青に変わる演出もありましたよ!
ウイルス禍に、観光客ゼロになったヴェネチアは、水路の水が透き通り、底が見えるほど水がきれいになったそうです。
今は観光客が戻ったそうですが、先月31日、ユネスコはヴェネチアの「危機遺産」への登録を勧告しました。
理由は「開発、気候変動、オーバーツーリズム(観光公害)といった人間の活動が引き続き劣化を招き、人類の宝に取り返しのつかない変化を引き起こす恐れがある」からとのこと。
ヴェネチアが世界遺産に登録されたのは1987年。
観光客は増え続ける一方、住民が逃げ出し、人口は減り続けているそうです。先の水の件もそう、環境問題もあるようです。
旅の仕方もちょっと考えないとです。
以上、2020年2月の旅報告でした。次の旅の参考に!