この度、久しぶりに新潟芸妓のみなさんの舞を拝見する機会に恵まれました。
お着物は場を華やかにしてくれますね。
新潟の古町は、京都の祇園、東京の新橋と並び称されてきた花街。
200年の伝統を誇る新潟古町芸妓は、みなとまち新潟を代表する文化のひとつです。
佐渡おけさって、今更ながら、もともとは九州からやってきたんです。
元唄は九州のハイヤ節という酒盛り唄といわれ、船乗りによって佐渡の小木エリアに上陸。
北前船のおかげで新潟に伝わったということです。
と聞いて、芸妓さんの舞を見ると、また違った見方になります。
かつて新潟まつりの民謡流しで踊った自分の佐渡おけさとは別格の舞でした。
そういえば、小学生のとき、音楽会で「佐渡おけさ」を演奏。木琴担当だったかな。たしか。
三味線と唄を”あおいさん”が担当されているのを見てびっくりでした。地方(じかた)さんもやるんだと。
新潟では、株式会社制度で芸妓文化を支えています。
その会社から独立して芸妓という職業をされている”あおいさん”
振袖さんたちは、あおいさんが芸妓の先の道を作ってくれていると言ってました。
新潟芸妓には明るい未来が待っていそうです。
踊りも唄も三味線もおしゃべりも堪能でき、楽しいひとときでした!