西部劇の世界を彷彿とさせる光景が広がるのがモニュメントバレー。
赤茶けた大地にメサと呼ばれるテーブル状の台地や侵食されて棒状になったメサが点在しています。
風と雨、そして温度が持つ自然の偉大な力が、過去5000万年もの年月をかけて高地の表面を切り取り、削ぎ落してきました。硬質や軟質の岩石の層がただ剥ぎ落とされてゆく過程が今のモニュメントバレーの自然の不思議をゆっくりと作り出してきました。
モニュメントバレー一帯には、14世紀頃までにアメリカ先住民であるナバホ族が定住するようになったと考えられています。ナバホ族は1863~66年にアメリカ政府による強制収容を受けてこの地を追われましたが、1868年に保留地として認められ、帰還。
現在は、東北地方とほぼ同じ広さの準自治領「ナバホネイション」の一部にモニュメントバレーがあります。
ここはアメリカではないんです。
↑左・真ん中がミトン・ビュート(手の形に見えるでしょ?)
右がメリック・ビュート
3つのビュートが並ぶ姿をバックに、ナバホ族のハンドメイド人形。
モニュメントバレー唯一のホテル THE VIEW HOTELではお部屋からこの景色が堪能できるんです!
夕日はミトン・ビュートとは反対側に沈みました。
夕食は「ナバホ・タコ」。ナバホ族の伝統的な料理で、フライブレッドと呼ばれる揚げパンがベース。
それに様々なトッピングを加え、たっぷりと盛り付けられます。
肉、豆、チーズ、レタス、トマト、サルサなど、具材はいろいろ!
美味しかったですが、やはり量が多すぎた~
さて、翌朝!夜明け前からベランダでスタンバイ!
空がだんだんと明るくなってくる姿はほんとうにきれいでした。
パワーをもらえた感じがした!