パムッカレから約170km、車で2時間半のエフェス(エフェソス)にやってきました。
まず立ち寄ったのが・・・
「聖母マリアの家」(中は撮影禁止)
祭壇があり、キッチンの跡も、寝室の跡もありました。
エフェソスは、イエス・キリストの十二使徒の一人であるヨハネが暮らした地。
33年頃にイエス・キリストが聖地エルサレムで磔刑となると、聖母マリアはこの地で十二使徒の一人であるヨハネとともに暮らしたという伝説が残っています。
その後、19世紀にドイツ出身の修道女が幻視し、この場所に聖母マリアが住んでいたという姿を見たということを記録した本が出版されると、1881年にフランスの司祭がここを発見。それ以降は多くの人々がここを訪れるように。ローマ教皇庁は公式には聖母の家としては認めていないものの、歴代の教皇も訪れることから、一般的には「聖地」と見なされ、今では多くの巡礼者が訪れているそうです。
↑この聖水をボトルに入れて持ち帰る人も多いそう。私もちょっと舐めてみましたが、普通に美味しい水でした。
壁には、多くの巡礼者のお願いが白い紙(と言ってもティッシュが多い)に書かれ結びつけられていました。
願いが叶うんだとか。
続いて向かったのは「シリンジェ村」。
シリンジェ村はかつてはギリシア人が住む村でしたが、ギリシアとの戦争の結果、住民交換が行われ、ギリシアのテッサロニキに住んでいたトルコ人が住むようになった古い街並みが残る村。
とにかくかわいい村で、村全体が観光地化して、にぎやかでした。
ショップもたくさんあります。ここにもざくろジュース屋さん。旬だから。
素朴な街並みがすてきです。昔ながらの建物を、ホテルやショップにリノベーションしているところも多いそう。
猫ちゃんもいたるところにいました。雨だったけども。
お昼はこちらで↓
お隣のテーブルには、トルコ料理の前菜のほぼすべて出てました。
そんなに食べられません!
やはりサラダとスープは必ず出てきます。
このスープはメルジメッキ・チョルパス(レンズマメのスープ)いつもどこのお店のも美味しいです。
メインはチョップ・シシ。シシケバブで使う串よりも細く短い串に刺して焼いたもの。
文句なく美味しいです。日本の焼き鳥みたいよね。
ラヴァシュ(薄く焼いたパン)の上にチョップ・シシ、オニオンスライスやトマトなどの野菜を乗せ、ラヴァシュを巻いて串を抜き取って食べます。
ラヴァシュの下のオレンジのものはブルグルピラフ。
ブルグルは、パスタと同じ原料のデュラム小麦を、粉末にせず全粒のまま湯通しした後に挽き割りしたトルコの国民食の一つ。ミネラルが多く、食物繊維も豊富で、ダイエット食としても注目だそう。
そして、ここにも にゃんこ!