続いては、トルコの中央部、カッパドキア。
夕方到着した際、雨上がりだったためか、ちょうど虹が見えました。
三角やキノコの形の岩が林立して、渓谷に波打つような岩肌からまるで延びているかのように見える虹。
数千年前の火山噴火と長年の浸食作用が、この神秘的な自然風景を生み出しました。
当時迫害されたキリスト教徒の人々が、この地に隠れ住み、地下数十 mに及ぶ地下都市、岩をくりぬいた洞窟の住居や教会などが作られました。
一部、観光客用に見学できる、暮らしの跡があったので、行ってみました。
ストーブをたくと、洞窟内はぽかぽかだそうです。
そして、チャイの器でアップルティーをいただきました。
トルコの方は、ノーマルな紅茶だけでなく、アップルティーもよく飲むようです。
天井を見るとわかりやすい!手彫りで掘った跡が!わかります?
お宅訪問を終えて、外に出てみたら、日が暮れてライトアップが始まっていました。
高い岩山は要塞「オルタヒサール」。高さは85mもあります。
最近ライトアップされるようになったそう。神秘的ですよね。
こちらは奇岩に囲まれた小さな街「ギョレメ」
ギョレメからは少し離れた洞窟ホテルに宿泊しました。
4世紀ごろにこの地方に移住したキリスト教徒によって作られた岩窟住居にシャワーやトイレを完備してリノベーションしたホテルが、洞窟ホテルです。
内部の壁や天井にはノミの跡があったり、実は床暖房完備だったり。
夕食はビュッフェでしたが、美味しいトルコ料理ばかりでした。
↓デザートのひとつ、ケーキみたいなのは「バクラヴァ」
細かく刻んだピスタチオなどのナッツをフィロと呼ばれるうすい生地と重ねて焼き、シロップに漬けたトルコの伝統菓子です。
とにかくこれが甘い甘い甘い。特にパイの下層がシロップを十二分に吸っていて。
私の場合・・・下層を少し残して食べました。
トルコの方はこれが好物で、ものすごく食べます。なので、やはり糖尿病の方が多いそうですよ。
食べすぎ注意です。