トルコ旅 イスタンブール8 ボスポラス海峡クルーズ

アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡。マルマラ海と黒海を結んで、その全長は約30km。

クルーズはガラタ橋のたもとから出発です。

港にはサバサンドのお店が並んでいます。朝早かったのでお客さんはまだ少なかったですが。

いよいよ出航!

まずは、ヨーロッパサイドが見える側に座ると、いいですよ!

ここは、新市街に新たに開発されたエリア「ガラタ・ポート」

船からも見える大きなオブジェもありました。

次に見えてきたのは、2本のミナレットがあるドルマバフチェ・ジャーミー。1843年建設。

続いては、ドルマバフチェ宮殿。階段の手すりの支柱がクリスタルでできてるあの宮殿です。

次は、チュラーン・パラス・ケンピンスキー。1874年に完成したスルタンの宮殿。

今は高級ホテルとして営業されているそうです。泊まりたいなぁ。

橋のたもとに見えてきたのが、オルタキョイ・ジャーミー。1854年建設。

そして、この橋が第1ボスポラス大橋、別名「7月15日殉教者の橋」。1973年に開通した全長約1500m。

イギリスとフランスによって、ボスポラス海峡に初めてかけられた橋です。

別名の理由は、2016年のクーデター事件後に名前を変更したそう。

さらに進むと、見えてきたのは、ルメリ・ヒサール。ヨーロッパ側にそびえる要塞で、1452年にメフメット2世がコンスタンチノープル陥落のために4か月ほどで建設したそう。

そして、ボスポラス海峡にかかる2つ目の橋「第2ボスポラス大橋」

1988年に完成した全長1510mの橋。これは日本企業が建設しました。

同じ日本人というだけでなんだか誇らしく思えてきます。

ボスポラス海峡には2つの大橋以外に車が走る地下トンネルも通っています。

こちらは、先日プロジェクトⅩで特集されていましたね。

建設の背景を知ってみると、単なる建造物ではなくなってくる!

ここで折り返し。

船の左舷に座っていると今度はアジア側が見えてきます。

この後は、あまりの寒さに耐えきれず、2階デッキから船内に入って楽しみました。

船を降りたのはアジア側の「ウスキュダル」

ここの沖合に浮かぶのが「クズ塔(乙女の塔)」

ここも先のご紹介したドラマによく出てきたので、見たかった場所でした。渡し舟で上陸することもできます。