私のような仕事は
身ひとつあれば、まぁなんとかなる。
そんな商売です。
(実際はストップウォッチに筆記用具、
もしものよだれ・鼻水のための
ティッシュが必需品)
だからこそなのですが、
ハキハキと話すことが
できなくなったら大変。
「おや、今日はなんか
調子が悪いぞ・・。」
なんてときに始める滑舌練習があります。
「ならにるぬるねれのろ」
苦手なナ行にラ行を混ぜ込んだ
この言葉を早口で繰り返します。
舌が滑らかになったような気になります。
「らなりにるぬれねろの」
ラ行にナ行を混ぜ込んだこの言葉、
長くこの商売をやっていますが
いまだに上手く言えません。
「ぬれねろ」のところで心が動揺するのです。
「フランダースの犬」最終回を
思い出すからだと思います。
(完全なる言い訳です)