IMFORMATIONインフォメーション
2013年3月14日(木) 17:31
3月ももう半分が過ぎました。
年度末、別れと出会いの季節。
ウキウキとドキドキが混じり合う複雑な季節かしらん?
今日も妄想旅でご一緒ください。
シンガポール特派員からの電話リポート、
サンフランシスコ、ロンドン特派員からの情報もお届け。
ゲストインタビューは。。。
いよいよ明日あさってに迫ってきましたね「酒の陣」。
にいがた酒の陣実行委員長で、君の井酒造株式会社
代表取締役専務 田中智弘さんの登場!
酒の陣の楽しみ方を伺います!
今週のプレゼントは・・・インドネシア土産です!
アロマエッセンシャルオイルのセットを2名に。
とってもかわいい木で作られた葉っぱの形の入れ物とともに!
あなたの旅先エピソード、これからの旅の計画など
メッセージお待ちしています。
では金曜午前9時に★
2013年3月14日(木) 11:55
<マドリッド・トレド街歩き編>
ヨーロッパの他の都市に比べて、特にマドリッド・バルセロナはスリや盗難などのトラブルが多いです。日本の旅行会社のマドリッド支店に行った時、ニセ警官にクレジットカードを盗られた方が前日来ていたとのことで、人ごとではありません。
マドリッドでお世話になった日本人宿の方から聞いた安全対策はこちら。
・遠回りになっても大きな通りを歩く
・カバンは持たない、持つ場合はカバンを軽くする
・自分の背後にも気を配る
・本物の警察官が見るのは、パスポートのコピーだけ(ニセ警官のように、パスポート原本やクレジットカード・現金を見せるようには
要求しない)
また、インターネットで「地下鉄○号線は危険、△号線は安全」などという情報を目にしましたが、宿の人いわく、路線によって治安が異なることは全くないそうです。言い換えると、どの路線かに関わらず地下鉄を利用する時は注意しましょう。インターネットで「危険」と書いてあった1号線に乗りましたが、新しくて清潔感がありました。
さて、マドリッドのハイライトは美術館巡りです。
プラド美術館
ティッセン・ボルネミッサ美術館
ソフィア王妃芸術センター
の3つが有名どころです。
アトーチャ・レンフェ駅近くのソフィア王妃芸術センターは、ピカソのゲルニカを所蔵しています。そして、このソフィア王妃芸術センター、毎日夜7時以降と日曜日は入場無料です!
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鉄道パスの最終日ということで、マドリッドから電車で30分のトレドという街も訪れました。トレドの駅から市街地までは、さらに20分くらい歩きます。
トレドは昔から、イベリア半島を統治していた国々の首都になってきました。山の上にあって、三方を川で囲まれているので守りやすいですよね。
トレドで有名なのは、16〜17世紀にトレドに住んでいた画家エル・グレコです。現在、東京・上野の東京都美術館でエル・グレコ展を開催しています。
トレドに行った理由は特に無かったのですが、のんびりした街で、迷いたくなるような路地が多く、眺めも綺麗でした!
2013年3月13日(水) 12:53
<スペイン・巡礼の道を歩く!その5>
巡礼の道を歩いたみて、情報をまとめてみます。
時に分かれ道があって、どっちが本当の道か分からないことがあります。自分の歩いている道が合っているか不安になる時あります。
でも、この道では大丈夫です。なぜなら、ホタテの貝殻や黄色の矢印、そしてが沢山あるからです。たまに、宿への広告だったり、存在しなかったりしますが…。なぜホタテかというと、昔この道を歩いていた巡礼者が、食べ物を恵んでもらう托鉢用のお皿として、ホタテの貝殻を使ったとされているからだそうです。
ちなみに、巡礼者だと分かるように首から提げるホタテの貝殻を、4日目に買いました。お店によって値段は違いますが、僕が買ったお店では1ユーロでした。自分へのお土産にもってこいです。
さて、巡礼の道を歩くと、実はお金をあまり使いません(*^_^*)巡礼者が泊まれるドミトリー型の宿、スペイン語で「アルベルゲ」と言うのですが、1泊5ユーロでした!普通のドミトリーでも15〜20ユーロぐらいするので、その安さが伺えます。
朝はミルクコーヒー(スペイン語で「カフェ・コン・レチェ」)とパンで3ユーロ弱
昼は飲み物付きの軽い食事で、約6ユーロ
夜はガッツリ食べても、スープ・メイン・デザートのコースが飲み物付きで約10ユーロ
これらを全て足すと、一日最低25ユーロで歩けます!!
一日中観光もせずに歩くだけですし、アルベルゲは夜10時が門限で朝8時にならないと開かないので、特に他にお金を払う必要がありませんでした。なお、支払いはカードよりも現金の方が便利です。
そして痩せます!基礎代謝を含めると、かなりのカロリー消費になり、どう考えても消費過多です。ゴールのサンティアゴ=デ=コンポステラの宿に体重計があったので量ったら、一番痩せていた時と同じくらいになっていました。また、門限を過ぎた後のアルベルゲでは、寝る以外やることがないので健康的な生活が送れます。
さて、宿(アルベルゲ)は近年、設備が統一されてきているようですが、街によって差がありました。今回お世話になったアルベルゲの中では、3日目のアジュールのアルベルゲが最高でした。他の街は、シャワーでお湯が出なかったり…。
公式アルベルゲ以外にも普通のホテルのような宿がある街もあるので、お金に余裕のある方は探してみて下さい。
もっとサンティアゴ=デ=コンポステラの街に浸っていたかったのですが、久しぶりの飛行機の日にちも迫っているということで、夜行列車でマドリッドに戻りました。
2013年3月13日(水) 6:50
<スペイン・巡礼の道を歩く!その4>
[5日目(最終日):アルカ(=オ・ピノ)→サンティアゴ=デ=コンポステラ(20km)]
この日も雨…。小雨なのですが、風が強い!本当に今日ゴールできるのか不安になるほど、道が長く感じました。
3日目と同じくズボンも靴もガチャガチャになりましたが、ついにサンティアゴ=デ=コンポステラの街の入り口を表す標識が見えました!
ゴールのサンティアゴ=デ=コンポステラは、今回僕が見た巡礼の道の中では一番大きな街で、街に入ってから道に迷いました(^_^;)それでも街の人に訊いて、全ての巡礼者が目指す、サンティアゴ=デ=コンポステラ大聖堂へ辿り着きました!!
一旦近くの宿に大きな荷物を置くこともなく、そのまま教会の中に入りました。
この旅を含めて今まで、多くの教会に行きましたが、お祈りをする方々の
信仰心の強さ・それを包み込む教会の温かさ、この2つは、他の
どの教会よりも一番強いと感じました。
そこまで大きな教会ではありませんが、その壮大さに感極まって泣きました。結構な号泣でした。無宗教なんですけどね。単純なんです。もちろんサンティアゴ=デ=コンポステラだけを訪れるのもいいと思いますが、少しでも巡礼の道を歩くことで、この教会を歩いて訪れる人の思いを垣間見ることができました。
翌日、スタンプの貯まったクレデンシャルを持って、巡礼証明書を発行してもらいました。最近は僕のように、旅の思い出として貰う人も多いようで、発行理由の欄には「宗教のため」以外の欄(「スピリチュアル」)もありました。
スペイン人グループと韓国人家族・韓国人男性はこの日に到着。正午のミサの後、皆で到着を喜びました。
今回、112kmを歩いたのですが、旅で歩き回っていた僕でも体がかなり痛くなりながらでした。今年から24時間テレビのマラソンの見方が変わりそうです。
2013年3月10日(日) 16:47
<スペイン・巡礼の道を歩く!その3>
[3日目:パラス・デ・レイ→アジュール(28.7km)]
カフェで新聞を見ていたので覚悟はしていたのですが、3日目は雨でした。朝のうちはまだ降っていなかったのですが、だんだんポツリポツリと…。
道が川になっていたり、向かい風で雨が降ってきたりで、お昼前には既に足がビッショビショになりました。
15km歩いて、途中のメリデに着きました。ここの名産はタコだそうです。内陸なのに!ここでスペイン人グループ、韓国人家族は泊まるということで、一旦お別れです。
僕が次の街を目指したのは、今日頑張れば残り2日が楽になると考えたからです。しかし、どう考えても渡れない川があったり、仕方なく並行する国道へ外れたら小康状態だった雨が激しく降ってきたり、この旅で久しぶりに泣きそうになりました(T_T)
しかし、雨は午後に止み、夕方には晴れてきました。そして夜7時前に、ようやくこの日の目的地アジュールに着きました。3ヶ所目にして宿がとても暖かい( ; ▽ ; )!!この夜食べたあばら骨付きの豚肉がすごく美味しかったです。
この日までに知り合っていたのが、スペイン人の老夫婦の2人。その奥さんの方が「途中のメリデからタクシー使っちゃったの」と、お茶目に話してくれました。
悪天候だったり、体に異常を来たしたりした時は無理をせず、バスやタクシーを使う、旅程を一日延ばすなどの決断も必要のようです。道を歩くのは修行みたいに感じてしまいますが、この巡礼の道には、むしろ「歩かない時があってもいいよ」と寛容な部分があることを知りました。
[4日目:アジュール→アルカ(=オ・ピノ)(19km)]
アップダウンはあるものの、スタートのサリアからゴールのサンティアゴ=デ=コンポステラまでは
なだらかな下りです。4日目以降は、あまり急な上り坂は少なくなってきました。
歩いていたら、右足の裏に痛みを感じました。目的地アルカの宿で見たら「まめ」ができていました。今までこれといった運動をしてこなかったので、初めての足の「まめ」に右往左往でした。この日の途中で一緒になった韓国人男性の人が塗り薬を貸してもらいました。
昨日一旦別れたスペイン人家族・韓国人家族も合流して、一日ぶりの再会で話に花が咲きました。