IMFORMATIONインフォメーション
2013年3月10日(日) 10:36
<スペイン・巡礼の道を歩く!その2>
[1日目:サリア→ポルトマリン(22km)]
マドリッドからの夜行列車でサリアに着いたのは、朝7時前でした。
ゴールのサンティアゴ=デ=コンポステラで巡礼証明書を貰うためには「クレデンシャル」というスタンプ帳に、スタンプを1日2個以上押してもらわないといけません。
サリア駅近くのカフェで朝食がてら訊いてみると、なんとここでクレデンシャルを入手!
街の観光案内所が開きそうな時間までウロウロしていましたが、観光案内所は結局、開いてませんでした。まあでも歩けばどうにかなります。
ということで初日は朝10時から歩くことにしました。
巡礼の道は、約20kmごとに街があります。僕が歩いた1月下旬は、明るい時間がそこまで長くなかったので(8時50分日の出、18時日の入り)、次の街を目指しながら歩いていました。
具体的には、
サリア
→ポルトマリン(1日目:22km)
→パラス・デ・レイ(2日目:24.5km)
→アジュール(3日目:28.7km)
→アルカ(=オ・ピノ)(4日目:19km)
→サンティアゴ=デ=コンポステラ(5日目:20km)
といった感じでした。速さに個人差はありますが、僕は分速60メートル、1時間に3.6キロのペースでした。なので、1日5時間半は歩くことになります。
街以外はほとんど舗装されていない道で、中には山道・ぬかるんだ道・飛ばなきゃ越えられない川や水たまりもありました。
放牧されている馬や牛を見ながら、幾つもの小さな村を越えながら、坂道を上り下り…。街が見えてもそこからなかなかたどり着けなかったり…。
ポルトマリンに着いたのは、夕方5時でした。旅では結構歩く人でも、重い荷物を背負って一日20kmを歩くのは、練習してない限り、1日で体中が痛くなります。
2日目の朝、肩から背中、脚にかけて痛くなったことは言うまでもありません。
[2日目:ポルトマリン→パラス・デ・レイ(24.5km)]
そんな2日目は初め霧が発生していました。しかし「朝霧は晴れ」という言葉の通り、この日は一日中晴天に恵まれました。今までのヨーロッパと違い、スペインは1月末でも12度はあり、日中はジャケットを脱いだほどでした。
さて、この日一番楽しみにしていたことがありました。巡礼の道は500mごとに「あと○km」という里程があります。ということは…。
ありました!「あと77.5km地点」!!そこは道の途中、両側が牧草地で眺めが良い場所でした。
午後3時半には目的地パラス=デ=レイに到着。宿には毛布が無いので、ここで寝袋を購入しました。17ユーロだったので安かったです。
実は前の日から、スペイン人の3人、韓国人の2家族7人と旅程が一緒でした。街が約20kmごとにあり、街の全てに巡礼者用の宿があるので、よくあることだそうですが、同じ目的地を目指す人達と「一緒に頑張ろう」と声を掛け合えるのは、やはり心強いものでした。
2013年3月9日(土) 14:36
<スペイン・巡礼の道を歩く!その1>
皆さんは、スペインというと何を連想するでしょうか?
バルセロナのサグラダファミリア!
南部のひまわり畑!
闘牛!?
サッカー観戦!!
どれも見てみたいものばかりです。しかし今回僕は、ずっと気になっていた「巡礼の道」を歩くことにしました。
[巡礼の道とは?]
スペイン北部の町サンティアゴ=デ=コンポステラにある大聖堂へ続く道のことです。
[なぜ巡礼の道が出来たのか?]
サンティアゴ=デ=コンポステラで、キリストの十二使徒の一人、聖ヤコブの遺骨が年に見つかったそうです。遠路から多くの人が歩いて訪れたため、だんだんと道が形成されました。昔は、サンティアゴ=デ=コンポステラまでにある教会を巡礼しながら「贖罪」のために歩いた、とも言われています。
[ルート]
サンティアゴ=デ=コンポステラに行く巡礼の道は、実はたくさんあります。「フランス人の道」や「銀の道」「塩の道」「ポルトガルの道」などです。今回は一番有名な「フランス人の道」を歩くことにしました。
[どこから出発するのか?]
どこから出発しても良いそうです。遠くだと、フランスとの国境があるピレネー山脈、果てはパリから歩く人もいるようです。ただ、100キロ以上歩くと巡礼証明書が貰えます。100キロより一つ遠く、マドリッドなどからの交通の便が良い町にサリア(※以前書かせてもらった「鉄道パスでヨーロッパの旅・後編」を参照)という町があります。サリアからサンティアゴ=デ=コンポステラまで112キロだけを5日間かけて歩きました。
[持ち物や恰好]
山歩きの恰好がベストだと思います。雨が多い地域なので防雨対策も必要です。とはいえ、荷物は軽ければ軽い方が良いです。ちなみに僕は、必要に駆られて、途中で寝袋とレインポンチョを購入しました。
[情報収集]
本は何冊かありますが、歩き始めるまでに入手できませんでした。やはり頼みの綱はインターネットということで…。体験談など様々な情報がありますが、「カミーノ=デ=サンティアゴ 日本友の会」のページに基本的なことがまとまっていると思います。
掲示板に質問できるようになっています。友の会が発行している公式ガイドブックが本屋さんで発売していました。
では、出発です!
2013年3月8日(金) 12:27
今日もメッセージ、いろいろとありがとうございました!
バイクの季節がやってきましたねー。
藤子ちゃんみたいなことがいつかできるかと期待してましたが
私は乗せてもらったことがなく・・・
バイク旅、楽しんでください!
そして、空旅を予定している方は。。。。
明日、あさって 新潟ふるさと村で開催の
「新潟空港楽楽空旅博」にぜひお立ち寄りください!
美味しいものも揃っているようで・・・
小龍包、台湾茶などなど・・・・。
私に食べる時間はあるかしらん??
往復航空券が当たるチャンスもありますので、ぜひぜひ☆
私も会場におりますので、お声掛けくださいねー
2013年3月7日(木) 16:57
年度末が迫ってきています。
やっぱりお忙しいですか?
妄想旅で少しはゆったり気分を感じて頂ければ。。。。
今日はサンフランシスコ特派員からの電話リポート、
シンガポール、ロンドン特派員からの情報をお届けします。
そして、今日のプレゼントはサンフランシスコもの!
サンフランシスコのすてきな風景が台紙になっているタンブラーと
ボールペンをセットにして、1名にプレゼント!
春休みの旅計画や旅報告など、どんどんメッセージ送って下さい!
いつものゲストインタビューは・・・
新潟県交通政策局 空港課 課長 青木一栄さんの登場です!
週末、新潟ふるさと村で開催の「新潟空港楽楽空旅博」についても
うかがいますよ!
先週お届けしたにいがた酒の陣実行委員長で
君の井酒造株式会社 代表取締役専務 田中さんは
来週3月15日に再びご登場いただきます!
ちょうど、酒の陣イベントの前日ですね。
ではでは金曜午前9時に★
2013年3月6日(水) 21:30
<パリ利用編>
パリのオペラ駅からピラミッド駅にかけては、日本の旅行会社の現地デスクや日本食レストラン、ユニクロ、ジュンク堂書店、ブックオフもあり、今後の旅の準備として滞在していました。というわけで、あまり観光はしていません!合計4日いたのに、です!笑
裏を返せば、準備不足で出発しても立て直せます。しかしそれでも、主要と思われる場所は行ってきました。
エッフェル塔!一番高い所までは登れないそうです。しかも支払いは現金のみと言われました。夜、毎時00分から5分間はキラキラします☆
凱旋門!上まで登れるんですね。延々と続くらせん階段を上り(エレベーター無し)、高い所まで行くので、眺めは中々良かったです。エッフェル塔が雲に隠れている日は代替案としてオススメです。
ノートルダム大聖堂!今年で建立850年だそうです。入った時は、正午のミサをやっていて厳かでした。
ルーブル美術館!水曜日と金曜日は夜10時近くまで開いています(通常は夕方6時)。モナリザやミロのヴィーナスといった、有名どころしか観られませんでしたが、全部観て回ると14km歩くことになるそうです!
パリからロンドンに行ってパリに戻って、別の所に行ってまたパリに戻って、とヨーロッパ各地の旅の起点としてパリには小間切れで3回行きました。交通の要所でもあるんです。
その3回とも、全く別の地区にある宿に泊まりました。
一回目は北東部でした。パリ北駅から地下鉄で数駅の所です。最初は雰囲気いいなと思っていたら、北東部ってパリの中で治安が一番悪いそうです。それを聞いたら急に怖くなりまして…。まだ明るいうちは良いのですが、夜はかなり警戒して歩いていました。
二回目は南東部、リヨン駅から歩いて20分ぐらいの所の宿でした。夕方着いて翌朝暗いうちに出たのですが、街の雰囲気がどこか温かかったです。
三回は中心部、なんとシャンゼリゼ通りの近く!凱旋門まで地下鉄で2駅、歩いても行ける距離でした。
泊まった場所によってパリの印象が全く違いました。今回は行き当たりばったりで宿泊先を決めましたが、同じ町でも宿を変えると新たな発見ができて面白いかもしれません。