IMFORMATIONインフォメーション
2013年1月31日(木) 11:52
<オスロ街歩き編>
滞在時間が短かったので、あまり書く資格は無いのですが、
オスロでは、ムンク美術館と国立美術館に行ってきました。
『叫び』があるのは国立美術館の方です。冬の暗くなる時間は早いですが、
街灯が至る所にあり、歩くのには明るかったです。
さて、オスロの観光スポットは結構固まっています!
そして、オスロは地下鉄が6路線あるのですが、王宮ムンク美術館までの、
主に観光で使うであろう区間は、6線全てが通っていて、どれに乗っても辿り着けます!
便利!
そんなオスロの交通料金体系は、地区ごとにゾーンに分かれています。
そして、ゾーン内であれば、地下鉄・路面電車(トラム)・バス全てが均一料金です。
値段は、一回30クローネ=日本円で450円…ん〜高い!
ここは24時間乗り放題券を買った方がお得だと思いました。
乗り放題券があれば、トラムを隣りの駅まで乗る、なんていう贅沢な使い方もできます。値段は75クローネでした。3回乗れば元が取れます。
2013年1月30日(水) 14:49
<ノルウェーでオーロラ観測!>
今シーズンは11年に一度のオーロラの当たり年だそうです!
以前この番組のノルウェー特集の時にも「3日いれば必ず観られる」と
言っていましたね。
僕も観ることができました!テレビなどで見ていたのに比べると、光が弱く、
ぼんやりしたものでしたが、地元の方に確認したところ、オーロラとのことでした。
もっと暗い場所からだったらハッキリ見えたのかな、と少し悔いは残りましたが、
初めての経験だったので感動しました。
しかし、そんなノルウェーでオーロラが観られる確率は他の国に比べて少ない、
という情報を幾つか目にしました。そこで、ガイドブックやインターネットの情報を
まとめてみました。
まず、オーロラは太陽の活動が活発な時に発生するそうです。またオーロラは、
雲よりも高い位置で発生するため、どんなにオーロラが発生していても、
曇りでは観られません(T_T)
つまり、オーロラを観測するためには、
「太陽の活動」と「その日の天気」の2つの条件をクリアしないといけません。
「11年に一度のオーロラの当たり年」というのは、太陽の黒点活動のことです。
今シーズンについては、太陽の条件は毎日クリアしているものとします。
問題は天気の方です。
ノルウェーでオーロラ観測をする利点の一つに、
「(他の国で観測するのに比べて)そんなに寒くない」というのがあります。
どんなに寒くても氷点下5度まではいかないそうです。
冬の夜の新潟とそんなに変わりません。
実は、これの裏を返すと「あまり晴れない」ということが言えます。
地学的に、夜の晴天率が高い=地面の熱が奪われる=夜は寒い、と言われています。
カナダでのオーロラ観測地で有名なイエローナイフでは、
氷点下20度は当たり前だそうです。
ノルウェーと、カナダやスウェーデン、フィンランドなど
オーロラが観測できる他の国との大きな違いは、海に面していることです。
雲はほぼ全て海から発生します。
つまりノルウェーの場合、夜もそんなに寒くない=雲で熱が奪われるのが
遮られているから=晴天率悪い、ということが言えます。
ちなみに僕がいた時の、北極圏のノルウェーの晴天率は50パーセントぐらいでした。
晴れと曇りが一日おきでした。
とはいえ、僕がオーロラ観測にノルウェーのトロムソという街を選んだのは、
オーロラ以外の昼間にできることが多く、且つ
それにお金もかからなさそうだったからです。
実際にトロムソの街は、博物館や美術館が多く、北極圏の中では大都市なので
街歩きも楽しく、飽きることはありませんでした。
その分、オーロラがよく観える暗い所を探すのが一苦労なのですが…。
ノルウェーには「オーロラ予報」があり、
オーロラが観られる指数を0〜9の10段階で毎日表示しています(「9」が最高)。
僕がいた期間の最高値は「2」でしたが、観ることができました!
旅でオーロラ観測を考えている方は、予算やアクセスのしやすさだけでなく、
・旅に占めるオーロラ観測の重要度
・オーロラ観測のチャンスが何回あるか
・晴天率
・オーロラ以外にやりたいこと
も考えて観測地を選ぶといいのかな、と思いました。複数の街にするのも手です。
なお、犬ぞりはどこも高いです。
2013年1月29日(火) 14:46
<ノルウェー沿岸急行船「フッティルーテン」>
縦に長いノルウェーを北まで行ってみようとする場合、
考えられる手段は飛行機かバスか船です。鉄道はボードーという街までしか
通っていません。更に北のナルヴィークという街も鉄道があるのですが、
線路がスウェーデン行きのため、ノルウェーを縦断していません。
やはり飛行機は高く、バスも考えたのですが、
今回はノルウェーの地形を活かした定期船を利用しました。
その名も、沿岸急行船「フッティルーテン」
ベルゲンという都市からフィヨルド地形を北上し、
北極圏最大の街トロムソ、ヨーロッパ最北端最寄りの街ホニングスヴォークを通って、
ロシアとの国境の街キルケネスまでを結ぶ船です。
ベルゲン〜キルケネスまで通しで乗ると5泊6日かかります。
嬉しいことに、北(キルケネス)行き・南(ベルゲン)行き共に毎日運航しています。
例えばホニングズヴォーグという街では、北行きは午後3時・南行きは朝6時15分に
毎日出発しています。
観光客だけでなく、地元の人も移動の足として利用するそうです。
確かに、区間によってはバスより安い…!
また、夜発ならその日の宿として、日中発ならフィヨルド鑑賞で楽しめます。
さらに、出港すると街の灯りから遠ざかるので、
冬の北極圏では船からオーロラが観えるかもしれません!
夏の北極圏なら、白夜で沈まない太陽鑑賞ができます!
いろんな顔を持っていますね!
フッティルーテンの日本語サイトもあるのですが、
全行程のツアーの料金しか書かれていなかったため、
一例として僕が乗った区間だけ書いてみます。
1ノルウェー・クローネ=15円で計算しています。
トロムソ〜ホニングスヴォーク
所要時間:18時間
料金(客室あり):15000円 (客室なし):9000円
客室を一人で使用する場合、更にお金がかかるようです。
客室なしでも、ソファなどフリースペースが多く、一人旅なら充分過ごせました。
そしてこの船、豪華です。
フッティルーテン主催の現地ツアーも要追加料金で用意しているので、
ノルウェーを余すことなく楽しめます(でもツアー料金は高めです。。。)
2013年1月27日(日) 14:43
<ノルウェーの物価編>
東南アジアの直後だったからというのもあるのですが、ノルウェーの物価は高い!
路線バスに10分乗って35クローネ(=日本円で約525円)でした。
宿代に関しては、東南アジアの10倍と言っても過言ではありません!
街のレストランの相場は大体100クローネ(=日本円で約1500円)以上です。
というわけで、自炊をすることにしました!生活をしながら旅をする、
意味合いは違いますが「旅が日常に」なってきました。
そこで、買い物ついでにスーパーマーケットで調べてみました
(1クローネ=15円で計算しています)。
※高い・安いの判断は、僕がかつて東京で一人暮らしをしていた時を基準にしています。
これよりも安く新潟で手に入る場合は、事実と異なることをご了承下さい。
むしろ、県内のそのお店を教えて下さい。
<日本より安かった物>
・パスタ:1キロで11クローネ(=日本円で約165円)
・トマトのパスタソース:650グラムで7クローネ(=日本円で約105円)
・トマト:1キロあたり17クローネ(=日本円で約255円→一個30円くらい)
・パン:大きい一個(24枚ぐらい)で9クローネ(=日本円で約135円)
さすがに毎日だと飽きますが、これらさえあれば何とかなりそうです!
<日本より高かった物>
・レタス:1個30クローネ(=日本円で約450円)
・冷凍トナカイ肉:400グラムで65クローネ(=日本円で約1000円)
・スポーツドリンク:500mlのペットボトルで20クローネ(=日本円で約300円)
トナカイ肉の相場は分かりませんが(笑)、普通のお肉と比べると割高でした。
ジュースは全般的に高いです。
ラオスでスプライトを40円ぐらいで飲んでいたのが考えられません…。
自炊できる共同キッチンがある宿は、食器はもちろん、鍋やフライパン、
オーブン、食器洗い乾燥機まで備わっています。
宿によっては、オリーブオイル、砂糖、塩、他の宿泊客が置いていった食材が
用意されていることもあります。
また、ほとんどが他の宿泊客もキッチンを利用するので、
うまくいけば(=仲良くなれば)、食材の交換・料理の合作・何人かで分ける、
などといったこともできそうです(^_^)
2013年1月26日(土) 14:42
<続・バンコク市内交通編>
あけましておめでとうございます。東南アジアを速足で一周し、
バンコクに戻ってきました。
以前書いたバンコク市内交通の話について、体験したこと・他の旅人から聞いた
情報を加えて、お伝えします。
1、船について
「電車と組み合わせると便利」と書きましたが、実はまだ船に乗っていませんでした。
停泊場に旗が立っていて、同じ旗の船が停泊する、という仕組みです。
速さ・値段・停泊場は旗によって違います。運賃は停泊場の切符売り場で、
開いていない場合は船内にいる係員の人に払います。
2、バスについて
分からないことだらけの中でも、何とか使いこなせるようになろうと、
技を考えてみました。
なお、以前書いたのは、
・日本語のバス路線図を買う
・街の人に尋ねまくる
でした。これに加えて、
・乗り口近くにある英語の表記を読む
バスによっては表記が無い場合もあります。行き先がたくさん書いてある中で、
例えば「National Stadium」とか書いてあります。ただ、バスが
何秒も停車してくれないので、かなりの動体視力が必要のようです。
・適当なバスに乗り、行きたい場所を車掌に告げ、「○○番のバスだよ」と
教えてもらう(大体希望のバスではない)。その後バスを降り、言われたバス停へ歩く。
これは聞いた情報です。間違ったバスに乗ってしまった場合、運賃は請求されません。
それを利用した技です。
英語でも強引に何とかなりますが、「ユーティーナイ?(=どこですか?)」など
最低限のタイ語を知っているとスムーズなように感じました。
ちなみに車掌とのやりとりがもつれると、他の乗客が通訳など助けてくれたりなど
してくれます。
さて、実践です。1月1日、宿泊していたバンコク南東部のルンピニーという地区から、
ワット・アルンというお寺(三島由紀夫の『暁の寺』のモデルとなった寺院です)へ
「初詣」に行きました。
往路:隣のサラディーン駅まで歩く
→BTSスカイトレインでタクシーン駅(BTSと船の乗り換え駅)へ
→船でター・ティアン船着場(ワット・ポー最寄)へ
→ワット・アルンは向こう岸なので、渡し舟に乗る
◎移動費
電車BTS25バーツ
船15バーツ
渡し舟3バーツ
=合計43バーツ
復路:渡し舟でターティアン船着場へ
→適当なバスに乗り、目的地方面へ帰るバスの番号と乗り場を教えてもらい、
王宮近くへ
→47番のバスに乗る
→ルンピニー公園で降りる
→少し歩く
◎移動費:
渡し舟3バーツ
バス6.5バーツ
=合計9.5バーツ
やっぱりバスは安かった!