5月22日 『ガールズムービー特集』

2011年6月9日(木) 14:21

今日は『ガールズムービー特集』

「ガールズ」よりちょっと成長した大人な雰囲気を感じられる作品。オススメです!

【キャラメル】 2007年、制作:レバノン、フランス  
※日本では2009年に公開されました。

レバノンの首都・ベイルートのヘアエステサロンを舞台に、女性たちの悲喜こもごもを
皮肉とユーモアを交えて描くハートウォーミングストーリー。
アラブの文化や女性観に無意識のうちに縛られ、不倫や結婚、同性愛、家族の問題などに悩むアラブ社会に生きる女性の日常をつづります。

監督は、中東各国でPVやCMを手掛けるナディーン・ラバキー。
長編映画の初監督にして主演にも挑み、アラブ女性たちの持つ繊細さや女性らしさ、
そして、情熱的なところを魅力的に描き切る。2008年度アカデミー賞「外国語映画賞」受賞作品!

<簡単なあらすじ>
ベイルートにあるヘアエステサロンのオーナー、ラヤールは、不倫中の恋人からの電話を待ち仕事もままならない。サロンで働くニスリンもまた、婚約中の恋人に隠しごとをしている。このサロンに集まる女性たちそれぞれが、お互いの悩みを見て見ぬフリをしながら
過ごしていますが……。

舞台の中心は、レバノンの首都・ベイルートにあるエステサロン。
不倫の恋に翻弄されるオーナー・ラヤール、婚約者に秘密を隠しているニスリン、
お客の女性と心を通わせるリマ、毎回オーディションで失敗してしまう女優志望のジャマール、そして、姉の介護で、自分をあきらめている仕立て屋のローズ。

美しい5人の女性 それぞれが、ひりひりと切実な悩みに翻弄されながらも、
女同士、あけすけな軽口を叩きつつ、支え合うたくましさ。ユーモアと優しく切ない涙で彩る傑作!


☆Trend eye

20日(金)から公開中「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」
潮は満ち、キャプテン・ジャック・スパロウが新たな帆をあげる運命のときがやってきました。史上最恐の海賊・黒ひげが、永遠の命をもたらす“生命の泉”を目指して動き出します。さらに、ジャックがかつて愛した女海賊のアンジェリカが彼の前に姿を現し、
呪われた危険な航海へと彼を誘うのです。

それぞれの野望と裏切りが渦巻く中、伝説の泉の鍵を握る“人魚”シレーナと、
若き宣教師のフィリップが出会い、決して叶うはずのない恋に落ちてしまいます。

果たして最後に永遠の命を手に入れるものは誰なのか――?

この続きは、ぜひ劇場でどうぞ!









5月15日「沖縄」

2011年5月26日(木) 9:46

今夜のトークテーマは 『沖縄』です!
なぜ、沖縄か、と言いますと、1972年の5月15日、沖縄がアメリカから本土、つまり、日本に復帰された記念の日。
今から40年ほど前のこの日にちなみ、今夜は沖縄にちなんだ作品をご紹介します。
     
【ホテル ハイビスカス】 2003年・日本

「ナビィの恋」の中江裕司監督が、小学校3年生の少女をヒロインに描く沖縄ムービー。
個性豊かな面々が揃う一家が経営する、古びたホテルを舞台に、
天真爛漫でとびきり元気な腕白少女が、ひと夏に経験する様々な出来事や出会いを
琉球音楽にのせて綴っていきます。
原作は、仲宗根みいこさんの同名漫画。主演は、オーディションで選ばれた新人の蔵下穂波さん。

<あらすじ>
沖縄のとある場所に立つホテル・ハイビスカス。
外見は古く、客室も一部屋しかない宿ですが、このホテルを営む人たちはみな明るく、
やさしくて個性的な顔ぶればかり!

三線とビリヤードが得意な父ちゃん、働き者で美人の母ちゃん、黒人とのハーフのケンジにぃにぃ、白人とのハーフのサチコねぇねぇ、そしていつもくわえタバコのおばぁ。
小学3年生の美恵子はこんな“インタァナソナル”な家族に囲まれ楽しい毎日を過ごしていました。

男の子以上に元気はつらつな美恵子は、ある日、同じクラスの親友のガッパイとミンタマーを引き連れ、森の精霊・キジムナー探しに繰り出したのですが…。

沖縄の少女の視線から観た、沖縄の片田舎での日常と家族。
生きることと死ぬこと、現在と過去、現実と幻想の境界線が薄いとも言える南国・沖縄という地域が生み出す不思議な雰囲気がすごーーーーく良い!
明るくて切ない、けれど、とっても元気になる映画です。

★Trend eye

5月11日(水)から公開中の「ブラック・スワン」
ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するニナは、元バレリーナの母とともに、
その人生のすべてをダンスに注ぎ込むように生きていました。

そんなある日、芸術監督のトーマス・リーロイが、プリマ・バレリーナのベスを
新シーズンの「白鳥の湖」から降板させることを決めます。

このとき、ニナは後任のプリマの第一候補でしたが、新人ダンサーのリリーも、
また有力な候補の一人。

2人の若きバレリーナは、敵対心から、ねじれた友情を発展させていき、
最終的に、ニナがプリマに抜擢されるのです。

ニナは、気品あふれる「白鳥」は心配ないものの、
狡猾(こうかつ)で官能的な「黒鳥」を演じることに不安があり、
やがて、ニナは自らの心の闇にのみ込まれていくのです。。。

この続きは、ぜひ劇場でどうぞ!




5月8日「母の日」

2011年5月26日(木) 9:41

今日は母の日ということで、お母さんにちなんだ作品をご紹介しました。

【ちょんまげプリン】 2009年・日本
出演:錦戸亮、ともさかりえ、鈴木福(息子役)
監督:中村義洋 『ゴールデンスランバー』『アヒルと鴨のコインロッカー』『ジェネラルルージュ』など

<あらすじ>
ある日、仕事と家事に追われ忙しい毎日をおくる、
シングルマザーのひろ子とその息子・友也の前に、ちょんまげ姿の男が現れた。
聞くと名前は木島安兵衛、なんと、180年前の江戸から来た侍でした。

行くあてもなく、ひろ子と友也の家に転がりこんだ安兵衛は、
居候のお礼にと働くひろ子のため家事を手伝い始めました。
友也のために作ったプリンをきっかけに、みるみるお菓子作りの手腕を発揮した安兵衛は、コンテストに出場するとスカウトされて超人気パティシエになってしまいます。

安兵衛を父親のように慕う友也と、誠実な人柄に惹かれるひろ子。
一緒に暮らすうち、互いにかけがえのない存在になっていくのですが…。

タイムスリップ映画だというのを途中で忘れてしまう、奇抜なコメディーながら
優しいホームドラマとなっている。ホノボノしていて、突拍子もない決闘シーン、そして、ラストのオチもなかなか。笑えて、ホロリときて、楽しい作品で、年齢問わず、オススメです。

また、シングルマザーのともさかりえさんが、自身も働く母親でということもあってか
現代の母親はこう思っている、こうやって必死に頑張っている、という部分を、
体当たりでかなりイイ演技をしています。
江戸時代と現代の男性と女性の考え方の違いや、忘れてはいけない礼儀や常識など
タイムスリップもの、というSFの分野だけではくくれない、以外に奥の深い作品です。


★Trend eye
5月7日(土)から公開中の「婚前特急」

24歳のOL、池下チエには5人の彼氏がいました。
19歳から54歳まで、それぞれに一長一短はありますが、それなりに満足していたチエ。

しかし、親友のトシコがオメデタ婚した事から、チエも彼氏たちを査定してみる事にする。一番結果が悪かったのは、26歳の田無タクミ。
ひとまず彼と別れようとしたチエに田無は
「俺達付き合ってないじゃん。このまま体の関係だけ続けようよ」ととんでもない一言を!キレたチエは、田無に復讐を決意するのですが・・・

この続きは、ぜひ劇場でどうぞ!






5月1日「GWの最新映画情報」

2011年5月26日(木) 9:36

GWの最新映画情報をお届けしました。
話題作がぞくそくと公開しています。
見たい作品は早めに劇場にお出かけください。

☆Trend eye

4月29日(金)から公開中の「八日目の蝉]
1985年、自らが母親になれない絶望から、希和子は不倫相手の子を誘拐してわが子として育てます。
4歳になり、初めて実の両親の元に戻った恵理菜は、
育ての母が誘拐犯であったと知り、心を閉ざしたまま成長します。
やがて21歳になった恵理菜は妊娠しますが、その相手もまた家庭を持つ男だったのです……。

この続きは、ぜひ劇場でどうぞ!

4月24日 「音楽モノ」

2011年4月24日(日) 22:00

久しぶりに『音楽モノ』  
    
【「アンヴィル!」夢を諦めきれない男たち】 2009年

1980年代、音楽界に絶大な影響を与えたものの、ほとんど存在を忘れ去られていた
ヘヴィメタルバンド、「アンヴィル」の軌跡を追ったドキュメンタリー。
地元・カナダのトロントでさえない仕事をしながらのバンド活動や、悲惨なヨーロッパ・ツアーなどバンドの夢と現実を映し出します。
監督は、かつてバンドのローディーとしてツアーに同行した経験を持つ、
スピルバーグ映画、『ターミナル』の脚本を手掛けたサーシャ・ガヴァシ。

30年間、夢を諦めなかった男たちの夢と友情を描いた、笑って泣ける、ウソのような本当のお話。サンダンス映画祭でプレミア上映されるやいなや、多くの観客の心をつかみ、
全米公開のプレミア上映後には、キアヌ・リーブスが世界応援団長を買って出るという事実、そして、マイケル・ムーアが「ここ数年のドキュメンタリーで最高傑作!」と絶賛し、ダスティン・ホフマンにいたってはLAのプレミア上映後に楽屋を訪れ、
「この映画を見るまでヘヴィメタは大嫌いだった。しかし、今まで見た映画の中で最も心に刺激を受け、感動的で美しい映画だ!」と興奮気味に語ったそう。
そして、オジー、メタリカ、ガンズなども、この映画の応援を買って出ました。

2年に渡って彼らの姿を撮影し、アンヴィルの本当の姿をとらえ続け、
どんな苦境に立たされても、不器用なまでに自分の信じることに夢を持ち続け、
友情を一番に考え、苦境を乗り越えようとチャレンジするバンドの姿を、
余さずカメラに収めることに成功! 観終わった後には清清しい感動が残ります!

☆anmiさん「ラスト・ソング」
マリーサイラス出演。
「きみに読む物語」のベストセラー作家ニコラスパークスがマイリーを想定して原作・脚本を書いた事でマイリーの魅力が最大限に引き出された。
海辺の町で恋をし、大事な人との別れを経験し大人になっていくロニーの姿はすでに大人になった私たちからみればなんとも眩しい!!

マイリーの歌声にも注目の作品で、この作品をきっかけにアーティストとしてもスターへと駆け上がった。

☆細貝 「ソラニン」
宮崎あおいさん、高良健吾さん出演のせつない青春ムービー

突然の事故死でバンドマンの彼を亡くしためいこは、彼の生きてきた証を証明し続ける事が自分の使命だと、彼の作った曲のギター・歌を練習してステージにたつことに・・・。
草食系カップルのさつなくて、でも頑張って前向きに姿勢がキュンとさせる作品。

★Trend eye
4月23日(土)から公開の
「英国王のスピーチ」をご紹介します。

1936年のイギリス。
英国王・ジョージ5世の次男・ジョージ6世は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、人前に出ることを極端に恐れる内向的な性格となり、
成人してからも自分を否定し続ける人生を送っていました。
吃音を克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるものの一向に改善の兆しは見られない。そんな夫を心配する、妻のエリザベスが最後に頼ったのはスピーチ矯正の専門家というオーストラリア人のライオネル。
彼は王子に対しても遠慮のない物言いで次々と風変わりな治療法を実践していきます。
そんな中、国王に即位した兄のエドワード8世が、王室が認めない女性との愛を貫き、
突如、王位を返上してしまいます。
王位の継承など考えてもいなかったジョージは、最も恐れていた事態に直面し、
恐怖のあまり泣き崩れてしまうのですが…。
現在のエリザベス女王の父親にあたる、イギリスで最も愛された国王と言われるジョージ6世。感動の伝記ドラマの続きは、ぜひ、劇場でどうぞ!