9/19 モトキのうんめ人探しの旅 【JA豊栄編】

2012年9月19日(水) 11:30

豊栄の特産品と言えば”とよさかトマト”や”丸なす””焼きなす”などを
思い浮かべる方も多いでしょう!

今回向った先は、新潟市北区内沼(うちぬま)にあるトマトのハウス。
330坪もある(!)大きな大きなハウスの中にいらっしゃいました!

佐藤 秀和さん。36歳。
背が高くてスラッとしてて。精悍な顔立ちに真っ白な歯!笑顔がヨスギル!
今回も農業人には見えない青年の登場でございます。

佐藤さんは、トマト農家として10数年。
実家がトマト農家だったからという理由で農業を始められたのですが、
この理由がまた面白い。一瞬、違う職業に就こうと考えたりもしましたが、
「父親が元気なうちだったら色々教えてもらえるし、
 一緒にやる人がいるっていうのは心強いでしょ!いきなりは出来ないからね!」
今では、父親が35年前に始めたトマト栽培を2人3脚で、
なんと800坪ものトマトのハウスを管理しているのです。
800坪・・・このハウスの倍以上ですか。凄すぎるっ

ご結婚もされて2人の娘さんの父親でもある佐藤さん。
結婚前には夏はサーフィン、冬はスノーボード、そして仲間との飲み会と
かなりアクティブにプライベートを謳歌していたそうなんですが、
盟友でもあり地元の後輩でもある土佐林さん曰く、
「結婚してから付き合いが悪くてね〜」と一言。

奥さんがうるさくて・・・という一般論ではないのが佐藤さん。
「結婚したのに家族をほっぽって遊んでるのもおかしいでしょ!」
「子供も小さいから奥さんにばっか負担させるのも可哀想じゃん!」

家族愛に満ちた言葉。いや〜!ステキなパパ!
「農業も同じでさ、自然相手の自分ではどうしようもない状況があるでしょ。
 子供もそうだから、やっぱり目を離しちゃいけないって思うよ。」
「とにかく旨いトマトを子供達にも食べて欲しいし、お客様の信頼も裏切れない。
 全部自分で段取りしてやることで、結果につながるからね!」

いい人すぎないか?! モトキ、むくむくと疑惑が沸き起こります。
モトキと瓜二つの(笑!)土佐林さんに「佐藤さんの悪い所、ないの?!」
「・・・つき合いが悪いこと位かなぁ。面倒見もいいしなぁ。」

さっきと同じことじゃん。。。悪い所がないなんて。というより、
農業と家族に対する真っ直ぐな気持ち・愛情、そのままを行動で現しているから
非の打ち所がないんですよね。佐藤さんの全ての言葉が物語っていました。

で、佐藤さんが作っているトマトの品種は、かの有名な”桃太郎”!
甘みと酸味のバランスが抜群の、豊栄を代表するトマトです。

ここでプチ情報!
桃太郎の旬は5月〜6月なのですが、実は2期作をされているのです!
秋のトマトも美味しいんだってーっ!
初夏のものが”瑞々しくスッキリとした旨さ”ならば、
初秋のものは”濃厚な味わいがある旨さ”なんだそう。
最近ではトマト鍋も流行っていますから、秋獲りトマトを使うと最高に旨いそう!
とよさかトマトでトマト鍋を是非ご賞味くださいね♪

いい人すぎる、カッコよすぎる佐藤さん。
そんな佐藤さんのご飯の友は?・・・じゃーん!”おろし入り納豆”!

毎朝、この納豆をご飯にかけてパッとかきこむ。
忙しい朝にはピッタリなんですって。しかも腹持ちもいい、力も出る。
佐藤さんにとっては欠かせないご飯の友なのです。

ハウス内に、納豆とお茶碗に盛られたご飯が登場しました。
カッコイイ佐藤さんにいつもどおりに食べてもらいます。
・・・ちょっとは変な顔、見せてくれるんじゃ???

結果。「イケメンは何をしてもイケメン。以上!」

納豆ご飯をかっこんでも、何をしてもカッコイイ。惨敗です。
モトキもご相伴に預かりガッツリかきこみましたが、やっぱり納豆は旨いね!
力が出るっていうの、何かわかります。粘りパワーってところでしょうか?

とにかく旨いトマトを作ること、仕事を楽しむこと、そして家族を大切にすること。
佐藤さんの全てが「愛」に溢れていました。

「農業って同じことの繰り返しのようでも日々全く違うんでね。だから面白い。」
「旨いのを作るのは当たり前だからね。もっと拡大していきたいね!」

と佐藤さんが最後に言った一言。農業人の姿、心意気、最高でしょ!
んもう!真摯に向き合う姿勢 全てがカッコイイ!
そして、双子のようにそっくりな土佐林さんにも出会えたし(笑)、
ホカホカのご飯と納豆の旨さを再認識したり、と楽しい時間をありがとうございました!

さあ次週は、モトキの地元・JAささかみがターゲット!
我が地元でどんな人に出会えるのかなぁ♪ どうぞお楽しみに!

9/12 モトキのうんめ人探し【JA佐渡編】

2012年9月12日(水) 11:30

やって参りました佐渡島!
うんめ人行脚の前途を祝すような晴れ渡った青空が迎えてくれました♪

今回は2人のうんめ人に会える旅。
さっそく向ったのは佐渡市中興(なかおく)のル・レクチェ園。
来月からの収穫を前に、白い紙に大事に包まれまだまだ小ぶりのル・レクチェが
たわわに実っておりました。

そのル・レクチェと米作りを手掛ける若きファーマー・柴坂 高志さん。23歳。
モトキ、出会った瞬間「イケメンっ!」
背も高くて、優しい笑顔で、清潔感もバッチリのいいとこ揃い!
バトミントンが趣味と言うスポーツマンでもある柴坂さんです。

まだ農業を始めてから3年余りという柴坂さんは、生粋の農業人!
幼い頃、父親の手伝いを見よう見真似でやっていた頃から
「将来は家を継いで農業をやる!」と決め、他には一切目もくれなかったそう。
また、佐渡が大好きだから島を出ることは一度も考えたことないって!

本当にこの仕事が好きなんだなぁ・・・ちょっと羨ましいくらいの真摯さ。
柴坂青年の情熱の言葉はまだまだ続きます。

「辛いことはあっても自分はまだまだ。
 これからも頑張って、先輩方を追いつき追い越してこの地域を発展させたい。」
「お客さんの笑顔が何より!だからずーっと続けていきたい。」
「支えてくれる仲間の存在が心強い。頑張ろう!っていつも思わせてくれる。」

と続々と紡がれる柴坂さんの言葉。
自分の仕事に対して、23歳の若者がここまで語れること自体が素晴らしいこと!
そして、ゆくゆくはどうしていきたいか?と尋ねた時

「米作りに関しては地域で法人化し、高齢化が進むこの地域の生産と供給をしっかりと
やっていきたい。じいちゃんばあちゃん達が大事にしている田んぼを絶やす訳にはいかないんです。ル・レクチェは、自分の代で味が落ちたと言われないよう、
しっかりと作り続け、拡大もしていきたい。」と。

どうですか?自分のことだけじゃなくて地域全体をも見据えた展望。
それを実現できるのがJA-YOUTHだ!とも言っていました。
お互いを助け合う仲間達がたくさんいるから心配ないって!

柴坂さんの先輩・池田さんも「農業人としてはまだまだ!」と言いつつ
「何でも聞きなさい。(私が分かることなら)何でも教えます。」とフォロー。
そういう仲間に囲まれているから、地域のことを愛す行動が出来るんだね!
素晴らしい若者に出会っちゃいました!いや〜!さい先いいぞ〜っ

続いて訪れたのは、佐渡市市野沢(いちのさわ)の草ボーボーの田んぼ。
収穫直前と言った感じの頭の垂れ具合。黄金の稲穂が風にそよいでいるその中に!

・・・すっげー おっかなそうな人がいるんですけど。

ちょっと探りながらの挨拶をしたらば「こんにちは〜!40代代表・林ですー♪」と
何とも快活なお声!そして、満面の笑顔!なんだよーっ!超いい人じゃんっ
がっちりとした体格、コワモテのお顔(失礼!)からは想像も出来ないような
優しい語り口。分かりやすい説明。ホッとしましたwww
だって、盟友の土屋さん「見た目どおりの方ですよ(笑)」って言うからさー。
笑いを含んだ言葉、理解できました。

さあ、その林さん。先程の柴坂さんとは真逆の農業人、と言っていいでしょう。
「農業、特に米作りなんて大嫌い!やるつもりもなかったから佐渡を離れていました。」
という方。30代の時にお父様が亡くなり、やむなく継ぐためにIターン。
なーのーにー!「米作りが楽しくて仕方がない!」と満面の笑顔でおっしゃる。

この10年程でどんな変化があったの???気になるっ

「始めは嫌々でしたよ?でも自分がやらなきゃ何も生み出せないでしょ?
 だったら、自分がやってみたいことを全部やってみよう!と思って。」
「完全無農薬栽培の米を作ってみたかったから、全て一から自分で始めた。
 同じ米から8割減薬、5割減薬も含めて3種類の米作りが出来ようになった。
 そんな自分のやったことが結果として分かる仕事、他にないでしょ♪」
「米作りには、妥協しない、するつもりもない。自分の信念を貫き通すこと。
 これが一番大事でしょうね。」と、こちらも出るわ出るわ情熱の言葉!

「失敗したからって諦めたらダメ。失敗するから次に生かせる。
 今は何でもダメなら次!って行くけど、何故ダメなのか、他ではどうか?
 という試す時期っていうのは絶対必要です。」

「全てが自分の責任だからこそ様々なチャレンジができる。それが農業!」

やはり、外(佐渡島外)で仕事や生活をしてきた林さんだからこそ、
農業と一般企業等の仕事の仕組みの違いや取り組み方などの違いを肌で感じたでしょうし
農業でしか味わえない仕事の醍醐味を見つけられた幸せ。
それを切に語ってくれました。

そして、タレントの里田まいさんの「里田米」の田んぼは、実は林さんの田んぼ。
里田さんのおかげで首都圏には佐渡米をアピールすることができたけれど
実は同じ新潟県の皆さんにはまだまだ認知が低い。
そして、佐渡に訪れてくれる方も少ないんですって。

何歳でも、いつからでも農業にはチャレンジできる!
佐渡は、どんな人でも受け入れます♪とにかく来て見てくれれば良さが分かる!
林さんの力強い言葉、響きましたよ〜!

そして、林さんのご飯の友で紹介した”ギンバソウのキムチ”。
佐渡特有の海草・ギンバソウをキムチにした逸品で、
何杯もご飯がイケちゃう激ウマおかず!JA佐渡の婦人部でしか作られていない
レアおかずだったのです!絶妙な辛さとプチプチとした食感☆
この夏の猛暑はコレがないと乗り切れなかったかも!という程。マジで旨い!
しかしながら、このキムチは佐渡でしか手に入らない貴重なおかず。。。
ぜひぜひ佐渡島に来てくれっちゃ!!

20代の柴坂さんのこれからを見据えた希望溢れる農業展望、
40代の林さんの強い信念を胸にひたすらチャレンジする農業持論、
それぞれの農業人としての姿、伝わったでしょうか?

仲間達と一緒に、農業を通して地元を大切にしていくこと。

佐渡の自然を前に、僕らクルーも感慨しきりでした。
素晴らしい出会いに感謝!皆さん、ありがとうございました!!

さあ、次週のうんめ人行脚のターゲットは「JA豊栄」!
どんな方に出会えるのかなぁ♪ご飯の友は何かな♪
では、また来週!!!


9/5 JA-YOUTHのTOP4、FM-NIIGATA見参!

2012年9月5日(水) 11:30

うんめねっかNIIGATAも4シーズン目に突入!
初回は「新潟県農業青年連盟=JA-YOUTH Niigata」を束ねるTOP4がFM-NIIGATAに見参!

初めて聞く方、ずっと聞いてくれていた方。
皆さんに、今一度「JA-YOUTH」を知っていただこう!という
幹部の気持ちから、農作業でお忙しい中、集まってくださったのです。

2012年の幹部の皆さまはこちらの方々!

渡辺委員長(JAにいがた南蒲所属・米農家)
平野副委員長(JAえちご陽越頚城地区所属・米農家)
高橋副委員長(JA中条町所属・米、タバコ、漬物大根)
渡辺副委員長(JA越後中央所属・梨農家)

以上4名が、新潟県のJA-YOUTHの盟友1,700名を束ねています。
あったかい声を掛けてくれる優しさと、底抜けに明るい笑顔達に再会できて、
いよいよスタートだなぁ!とモトキ、感慨もひとしお!

で、JA-YOUTHって一体何?と思われている方もいらっしゃるでしょう。
彼らは「農業」という職業を通じて様々な活動をしています。

例えば、同じ農業従事者達との交流や仲間作りの推進。
仲間がつながればもっと農業が、仕事が楽しくなる!世間にアピールできる!
若者にしか出来ない農業を模索し作り出すスペシャリスト達です。
皆さん個人経営者とも言えますから、事業計画なども仲間達と一緒に考え、
協力し合って、自分達の地元を元気にしていこうと日々頑張っています。

また、地元の小学校などで行なわれる食育授業への参加や農業体験イベントの実施、
農業を通じて一般の方達との交流や理解を深めるイベント運営、そして、
地域の活動のお手伝い、といった、仕事以外での活動も盛ん。

自分の地域を仲間と守り立て、盛り上げていく。
次の世代にもこの土地の味と旨さを残し続ける。
子供のなりたい職業のトップ5に「農業」が入るよう頑張る。

熱い熱い気持ちを行動で示す、なんともカッコイイ集団なんです!

少しはお分かり頂けましたか?

平野副委員長がはなった一言が、若きファーマー達を現しているかもしれません。

「私は農業をやり始めて10年。ということは10回しか米作りをしていないんです。
 だから毎年”今年はこうしてみよう”と毎回がチャレンジ。楽しくて仕方がない!」

というお言葉。
その場の全員が「うんうん、そうだね!」と笑顔で答えていたのが印象的でしたねぇ。
農業従事者の高齢化、TPP問題など、様々な課題はありますが、
俺らはまだまだ!可能性しかない、この農業と言う仕事に誇りを持っている!
それを、一緒に頑張っていける仲間達がいるから心配はない、ってね。

「つらい、きつい、きたない」などと言われている農業という仕事。
この番組を通して「かっこいい、たのしい、面白い」という印象に変わるだろうと
僕らは思います。

今までは、県内の旬の農作物を探し続ける”モトキの食材探しの旅”をメインに
進めてきましたが、4シーズンは、それらを作り出している”人”に注目!

だって、こんなに熱い人たちがトップにいるんだもの、
盟友の皆さんも相当熱いはず・・・それに、農業を始めたきっかけだって人それぞれ。
本当はやめたい、と感じたこともあったと思う。苦労だってハンパないと。
そんな率直なファーマー達の言葉を伝えていきます。

そして、そんな若きファーマーの力の元気の源「ご飯の友」も教えていただきます!
みんなどんなおかずでご飯食べてんだろ?
新潟県、南から北まで長いです!食文化もそれぞれあることでしょう!
うん!ますます楽しみになってきました!

新潟県内の”うんめ人(びと)”行脚、来週からスタートして参りますよ!
トップ4の推薦で決定した旅はJA佐渡からスタート!
佐渡は、稲作だけではなく酪農も果物も生産が盛んなところで、
色んなタイプの方がいるらしい。

大空を羽ばたく朱鷺。果たして4度目の正直で彼らにも合えるのか?
JA佐渡の盟友の皆さ〜ん!モトキ、来週参りますよ〜!!

うんめねっかが帰って来る!

2012年9月3日(月) 0:00

お昼前の男・清野幹 復活☆4th season 始動です!

今シーズンは”人”がターゲット。
「うんめ人(びと)」と名付け、モトキが新潟県内を行脚します。

農業人として、経営者として、
今をこれからを生きる新潟の若きファーマーに迫ります!

もちろん!新潟県産の旬のうんめもんのプレゼントもアリマス♪

今シーズンも皆さんからのファーマーへの応援メッセージ、
お待ちしております!