株式会社エフエムラジオ新潟 
第223回 放送番組審議会議事概要

開催日時

平成22年10月26日(火)午前10時30分

開催場所

エフエムラジオ新潟 4F 会議室

委員の出席

西條和佳子委員長
藤田普副委員長
丸山貴和委員
菅又淑子委員
横田秀珠委員
野崎孝則委員
増村代表取締役社長
中村常務取締役総務部長
中野取締役放送営業部長
古山放送営業部次長
中沢放送営業部次長

議題

TOKYO FM制作『アサヒビール presents MUSIC FLAG』
(平成22年8月29日(日)午後3時〜3時55分放送分)

審議内容

この番組は「アーティスト達の夢への挑戦」が「音楽という名の旗(MUSIC FLAG)」 につながると考えて、アーティストのトークをドキュメント・タッチで構成し、ナビゲー
ターという進行役がフォローする語りを加えています。今回のゲストは、岸田繁、佐藤征史のユニット、くるり。ナビゲーターは、京都音楽博覧会の出演で知り合った、石川さゆりが務めています。

審議委員の皆様からはいろいろなご意見をいただきました。

・番組紹介の女性ナレーター、くるり、石川さゆり、CMの男性ナレーターといろいろな声がうまくはめ込まれている展開で、メリハリがあり、飽きずに聴きやすい番組でした。
・アーティストの挑戦の結晶という番組主旨が、くるりのソフトさには合わないと思います。
・番組コンセプトの「音楽の旗・挑戦の結晶」は重く感じられ、聴いている楽曲そのものに心を惹かれる、感じる部分があればいいのではないかと思いました。
・今までの出演者リストを見て、今回と同様にゲスト、ナビゲーターに魅力的な組み合わせが多く、驚きました。
・ナビゲーター自身がゲストとの関わりを説明するので、リアルな人間関係が伝わります。
・ゲストとナビゲーターが番組でどのような立ち位置なのかわかりにくく戸惑いました。
・くるりと石川さゆりの組み合わせも意外性はあるのですが、違うジャンルで相通じる、共感するものが、この番組を聴いただけでは伝わりませんでした。
・くるりの話し方が、少しこもっているように感じられ、聴き取りにくく思いました。
・番組を聴きこんでいくうちに、くるりの肩肘を張らない素直なトークに好感を持ち、心に沁みる味わい深い曲に感心しました。
・ゲストの短いトークと数曲の短いフレーズをつないだ冒頭部分は、リスナーの関心を引く効果的な手法だと思います。
・冒頭部分はアーティストのトークと曲が交互に出てきて、集中しづらい構成と思います。また曲を最後までかけずに、アーティストの声がはさまることも集中できない理由でした。
・京都音楽博覧会を「オンパク」と略称で呼んでいたので、わかりにくく感じました。
・くるりの気負いのない考えや音楽に対する気持ち、制作の姿勢などがよくわかりました。

次回予定

平成22年12月9日(木)

過去の開催